臨床現場そのものだった、フィジカルアセスメント演習

  今日は、2年生のフィジカルアセスメントの実技演習です

 9月24日(金)午後 

 ユニホームに着替えて学生さん達が実習室に集合しました。夏休み前に提示された事例についての実技演習です。事例の病態・観察点・必要な看護などを学習して1グループ毎に設定された場面に入っていきます。

   

  演習の流れの最終説明を受けて、それぞれのシーンに応じた看護をします。

 「さあ!やりましょう」

 

【 肝硬変の患者の吐血のシーン】(左)【 くも膜下出血の患者が救急搬送されたシーン】(右)   この場面を見て大丈夫かな? 先生方はドキドキです。

順番が来るまで、グループでミーティングをしています。(下左)

                  入室直前まで打ち合わせをしていますね。(右側)

 
「クモ膜下出血の患者さんが救急外来に来ています」 自分たちが必要と思ったことを観察します。観察したことは先生が提示してくれます(先生が右手にカードを持っていますね)
観察したことをもとにグループのみんなで、状況を判断しながらさらに必要な観察点がないか、確認しているようです。
 「よく考えているよ! もう一歩、頑張って!」

 隣は、「肝硬変で吐血をしている患者さんの病室」です。ベッドが真っ赤になっているのを見て、初めは言葉がありませんでしたが、さすが2年生、学習してきたことを思い出し観察を始めました。(左側)

 同時に、「足を挙げたほうがいい」「横に向けて吐いたものを出さないと!」とグループで考えた看護を行っていきます。

 「しっかり判断できているね。」

 演習が終わると、先生と共に振り返りを行い、できたこと・できなかったことなど気が付いたことから学びを深め共有していきます。 

全てのグループが終了すると、よくできていたグループの演習を全員で見学し最後のまとめをします。

     

  4月から、新しいカリキュラムが動き出します。新しいカリキュラムでは、今回の演習のように、その場の状況の変化に気づき判断し看護する力「臨床判断能力」を身につけるための方法をたくさん取り入れて行われる予定です。

  2年生のみなさん、半日の実技演習ご苦労さまでした。

  本校の9月は、1年生も2年生も試験が続く中で演習を行っています。

  次回の更新は10月を予定しています。楽しみに待っていてください。




        



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