在校生にインタビュー【その1】

今日は、3年の学生にインタビューしてきました。
まずは、介護士として働いていた経験を経て、本校に入学されたAさんにお話を伺いたいと思います。


介護士から看護師になりたいと思ったきっかけを聞いても良いですか。

お年寄りの方のお世話をするのが好きで、グループホームに介護士として働いていました。

グループホームでの仕事は利用者さんとの距離が近く、家族のような気持ちで接しながら働いていたのですが、最後の看取りは介護士ではできない事も多く、医師や看護師の方にバトンタッチしないといけません。

後ろで見ていて、この人にはこうしてあげた方がいいのに介護士ではできない、そのもどかしさを感じていました。

その時に来ていた看護師さんにその気持ちを伝えた所「看護師になってはどうか?」と言われたのがきっかけです。


社会人から学生になることへの不安はありませんでしたか?

金銭面と勉強の仕方がわからなかったので不安でした。

 

勉強方法はどのように工夫されましたか?

理数系が弱ったので、入学前は1年生で習う解剖生理学の人体が分かりやすく説明されている参考書を購入して勉強していました。

入学後は生化学でわからない所は得意な同級生に教えてもらったりしていました。

物理学がどうしてもわからなくて、学校終わりに短期の塾へ通ったり、とにかくわからないままにしないようにしていました。

子供がいるので、子供が寝てから夜中に勉強したり、最近は時間の空いたときにスマホのアプリを使用してちょこちょこやっています。

睡眠時間を削って勉強や課題をやっていますが昼休みに少し仮眠をとったり、休みの日はたっぷり睡眠をとるように心がけて身体を休めています。


Aさんが作成した実習の事前学習ノートをみせてもらいました!

お子さんが寝た後に毎日コツコツと勉強しているそうです。

ただ教科書を写すだけではなく、自分で理解しながら書くことがポイントとのことでした!


授業で大変な事はなんですか?

中学、高校のようなテスト期間というものがなく、テストがある日に違う講義があったり、他の授業の課題があったりして頭の切り替えや、スケジュールの管理が大変ですね。計画的にやらないといけませんでした。

なかでも、2年生は講義時間も多く、テストが終わったと思ったら、次の日から実習が始まるなんてこともあって、本当に大変でした。


スケジュールの管理はどうしていましたか?

まず時間割をみて、テストや課題などの優先順位を決めて空きコマに勉強や課題の作成をしています。コツは後回しにしない!課題の予想をして先回りしてちょっとずつやっていき、締め切り前に出すように早め、早めの行動をとるように心掛けています。

 

社会人入学で苦労している事はありますか?

社会人として働いている時は年下の子は後輩なので気にならなかったのですが、学生となると年下の子も同学年なので、最初は対応に戸惑いました。

自分の固定観念を変える事で今では年齢に関係なく交流でき、徐々に慣れていけたと思います。

学年によって雰囲気が違うので、その雰囲気に合わせてみるといいと思います。

 

身だしなみのルールなどはどのようなものがありますか?

髪の色は基準があります。基準より明るい色は暗く染め直します。

一番気を付けているのは爪の長さです。患者さんと接する時に怪我をさせない、不潔でないように、学生になって清潔な見た目に気を付ける様になりました。


学校や先生の雰囲気はどうですか?

先生と生徒の関係は良好で、距離が近いです。

些細な事でも相談に乗ってくれたり、私の周りの状況を見ていてくれていることがわかる的確なアドバイスをくれたりと、説得力がありとても頼りになります。

また、学校は施設が新しいこともあり、綺麗で快適な環境です。

 

看護学生の代表的な悩みといえばなんですか?

うわさに聞いていると思いますが、実習の記録の多さは大変です。はじめは記録の書き方もわからず、がむしゃらに書いていたのですが、段々と書くべきことが分かりだし、「量より質」だなと気づいてからは要点を重視した記録を書くようになりました。

あと課題の多さも!

実習中の睡眠不足は常ですね。

解決方法は、やはり早め早めに取り組む事!

あと回しにしない!が大事です。

 

傷口などをみることが得意ではない人もいますがどうですか?

授業でそういう画像が出たときに気持ち悪くなった子もいましたが、段々と慣れていきます。

 

入学を考えている人に一言お願いします。

私はなりたい自分がわからない時に、草津看護専門学校のHPにある、『なりたい自分はここからはじまる』という言葉を目にして、「この学校ならなりたい自分が見えるかも」と思い入学を決めました。

私はこの学校で色んな経験をし、人間として成長できました。

草津看護専門学校でなければできなかったと思っています。



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