成人看護学援助論の授業では草津総合病院から看護師の方に講師として講義に来て頂いております。
成人看護学援助論Ⅱとは運動機能障害があり、治療を必要とする人の看護ついて学んでいく専門分野です。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密を避けて2つの実習室を使用して行っております。
今日は、【けん引治療】を受ける患者さんへの看護について学習しました。
上の写真は、けん引を準備したベッドに患者に、見立てたモデル人形(花子さん)が寝ています。
けん引で使用する道具の名前や使い方を教えてもらい、早速実践です。
モデル人形といえども実際の患者さんと思って声がけも忘れずに!
講師の先生から指導を受けながら「現場ではこうだよ」と貴重な話も聞けます。
ありがたいことです。
となりの実習室では包帯の巻き方の授業です。


こちらは教員から指導を受けます。
教科書で確認しながら2人1組になってお互いの腕や足に包帯を巻いていきます。
包帯の巻き方にも色んな種類があり、患者さんの身体や容態、怪我の状態によって
巻き方が違います。
実践の場ではそれを迅速に判断し処置できる看護師でないといけません。
そうなるためにも練習、復習あるのみ!ですね。
最後は松葉づえの使い方です。
まずは患者さんの気持ちになって松葉づえの使い方を学びます。
階段を上る時と下がる時は松葉づえと足の出し方の順番が違うなど、患者さんが安全に歩行してもらえるような看護について学習しました。
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